ストレスで男性は下痢に、女性は便秘になりやすい?その理由を解説

男性は下痢に、女性は便秘になりやすい?」
実はこれ私がサロンで施術前にカウンセリングをするときに思っていたこと!気のせいかなと思っていましたが、実はこれ、最近の研究でもその違いが明らかになってきたんです。今回はその理由をわかりやすく解説しますね。

ストレスによって男性は下痢、女性は便秘になりやすい?

2020年、岐阜大学の研究にて「男性は下痢に、女性は便秘に」なりやすい傾向があるという研究結果が発表されました。この研究によると、ラットの大腸内に痛みの刺激を与えた場合、オスでは排便と関連する大腸の動きが誘発されるが、メスでは誘発されないことが確認できました。
参照:排便調節の仕組み・神経伝達物質に性差、過敏性腸症候群の病態解明に近づく男性に下痢、女性に便秘が多い原因・神経伝達物質の性差を発見

大腸の痛みは、大腸に直接的な疾患がなくてもストレスで起きる可能性があります。つまりストレスによって男性は下痢、女性は便秘になりやすい傾向があるといえます。
ストレスによる便秘や下痢については、下記の記事でも書いているので合わせて読んでもらえると嬉しいです!

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胃腸の不調に男女があるのは、神経伝達物質が原因

大腸に痛みを与えたとき、痛み刺激が神経を通して脳に伝わります。脳は痛みを感じると、これを緩和するため神経伝達物質を脊髄に放出します。ラットをつかった上記の研究では、この神経伝達物質の成分がオスとメスで異なることを確認しました。

オスはドーパミンやセロトニンが放出され、排便中枢を活性化し大腸運動を促進し下痢気味になります。一方、メスはドーパミンは放出されず、セロトニンと GABA が放出され大腸運動を促進しません。GABA は脊髄排便中枢を抑制するため、この作用がセロトニンの作用を打ち消して便秘につながります。
つまり、身体の構造上、男性は下痢、女性は便秘になりやすいことが確認されたのです。

「今さら不調…?」それ、脳が限界のサインです

ストレスが胃腸のトラブルに繋がるとはいえ、胃腸トラブル自体がストレスになり、負の循環を生みますよね。そして本当に身体がしんどくなるのって、一番負荷がかかっているときではなく少し状況が落ち着いてホッとしたころではないでしょうか。私は子供の頃はピアノの発表会の翌日に発熱をしたり、大人になってからもプレゼンの直後に頭痛で寝込むということがありました。

すでに症状が出ているということは、もう随分前から身体は頑張ってくれていた証拠。脳デトックス施術は、脳疲労物質をデトックスすることで自律神経のバランスを整える効果があります。ストレスからの胃腸トラブルで負の循環が続いているという方はぜひ一度施術をお試しくださいね。

最後に

今回は胃腸トラブルをめぐる男女差について書きました。ストレスって目に見えないからこそ、様々な不調に繋がる前に早めに自覚する習慣が必要があります。そして身体からのサインを感じたのなら、早めに対処してあげられる自分でありたいですね。

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