「その胃腸トラブル、脳が原因かも?」
食事を変えても、サプリメントをとっても良くならないお腹の調子。実は脳の習性によって、便秘下痢が起きている可能性があります。便通は健康のバロメーター、つまり便秘や下痢は身体からのSOS!この記事では胃腸の不調が、どう脳と関係をしているのか表参道セラピストが解説いたします。
ストレスに晒された脳が腸を壊す3つの理由

私たちのライフスタイルは変わり続けているのに、私たちの脳はまだ狩猟採集をしていた時代とほとんど変わっていないこと、知っていますか。私たちの脳には、今より危険がいっぱいだった狩猟採集民時代を生き延びるために最適化したシステムがプログラミングされているのです。
その脳のシステムによって、しばしば現在のライフスタイルではエラーを起こしてしまうことも。では早速脳と腸が具体的にどのように関係しているのか解説いたしますね。便秘や下痢については、下記の記事でも書いているので合わせて読んでもらえると嬉しいです!


1.ストレスを感じると脳は目先の快楽を求める

私たちはストレスを感じるとすぐに目先の快楽に飛びつきます。イライラや不安が募ったとき、衝動的にドカ食いをしたり、アルコールに走った経験がある人も多いのではないでしょうか。私は良くあります笑…これは脳が自分の「快」の感覚を満たすことを優先させる習性があるからです。
この習性が結果的に腸には負荷となり胃腸トラブルの原因に。脳の習性によって、自ら腸を壊してしまっているのです。
2.ストレスにより腸内の悪玉菌が増える

1976年、NASAのホールデマン博士が宇宙飛行士と腸内細菌の関係を調べたところ、極度の緊張を不安を感じているときには腸内の悪玉菌が増えるという結果がでました。私たちの腸内には善玉菌、悪玉菌、日和見菌が存在し、善玉菌2割、悪玉菌1割、日和見菌7割のバランスが理想的です。ただ、厄介なのが日和見菌は善玉菌と悪玉菌の多い方の味方をするという性質があること。悪玉菌が増えると、悪玉菌優勢の腸になってしまいます。
このストレスがかかる→悪玉菌が増加する→便秘や下痢となる、という順で胃腸トラブルが起きます。
3.ストレスを打ち消す防衛本能をして下痢便秘が起きる

脳はストレスを察知すると、それが腸に伝わり不安を和らげるためにセロトニンが分泌されます。そしてセロトニンが急激に増えることで、不規則に腸が弛緩します。これが腹痛や便秘や下痢となります。もうこれ以上負荷をかけないでという身体からのSOS。このようにストレスから自分の身体を守るために、防衛本能が発動して便秘や下痢が起きてしまうこともあります。
脳に振り回され、壊れる身体

脳があるからこそ創造的な活動もでき、人との細かなコミュニケーションがとれます。しかし、脳の特性を傍ませておかないと、脳に振り回され身体を壊してしまうことも。胃腸の健康を含め、身体の健康を守るためには狩猟採集時代からほとんど変化していない脳とどう付き合っていくかが、重要になってきます。
脳の暴走を抑えるためにも、時々脳をオフにしてあげる習慣を作ってあげてみてください。大自然の中に行く、温泉に浸かる、あなたの脳がオフになれば何でもOKです。でも自分じゃ無理!と思ったらぜひ脳デトックス施術を受けにきてくださいね。脳デトックス施術は、様々ストレスから生まれた深部の脳疲労物質をデトックスすることができます。
最後に
今回は胃腸トラブルと脳の関係について書きました。脳さえなければ、ストレスも感じず胃腸トラブルもなくなるのに!なんて思ってしまいましたが、現実問題脳なしで生きるのは難しいですよね。健康的な胃腸とクリアな脳は切っても切り離せない関係。なので脳を時々休ませながら、脳と上手に付き合っていきましょう。
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