余命宣告で身につけた「今」を堪能する力

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余命宣告を受けた26歳新米ママ

「今のまま何もしなければ余命は5年」
6年前の夏、
主治医からぼそっと言われた。

悪化の原因を避けることと
投薬によって重症化リスクを
下げられるから
治療をしていこうと。

子供達は2歳と0歳、
ちょっと先の未来を考えただけでも
絶望するしかなかった。

七五三、入学式、運動会、
私は見ることはできるのだろうか?
家族にどう伝えようか?

片道30分の帰路時、
心の整理がつかなくて1時間半かけて
帰ったことを今でも思い出す。

乱高下する体調で身につけた「今」を生きる力

発病当時の私は
1日中何の不自由なく
過ごせる日もあれば
ほぼ寝たきりで
過ごす日も。

毎朝の関節痛で起き上がれない
手が痙攣して授乳が思うようにできない
子供と10分お散歩をしただけで
火傷のように肌がただれる
ちょっとした疲れで発熱を繰り返す
などなど。

当時の詳しい様子はこちら

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そんな乱高下する
体調の中、身につけたのが
「今」を堪能する力。

明日病状が悪化したら
あの人に会えなくなって
しまうかもしれない。
今やりたいことが
やれなくなってしまうかもしれない。

発病後の私は常に切迫感があり、
先送りにするといつできるか
分からないので
今日じゃなくてもいいかという
選択肢が残されていなかった。

やってみたい!
今日できる!と
思ったら
ちっちゃくでも
行動しちゃう。

そして即行動を実践していたら
前よりも満足度高く
生きられるいることに気づく。

過去は「今」の積み重ねで
できているから
思い返しても
後悔はないことにも気づく。

「今」の自分を後回しにしないで

周りから承認されたい
周りの期待に応えたい
将来のために今は我慢!我慢!

誰かのために、将来のために
生きようとしすぎると

何がしたいのか、誰といたいのかも
自分のことが分からなくなっていく。

未来の自分は、
「今」の自分の積み重ねの結果。

毎日、仕事や子育てに
忙しいけれど
「今」の自分の気持ちも身体も
後回しにしないでほしい。

「今」を考える余裕がなければ
無理やりでもスケジュールをブロックして
自分だけの時間をとってみてほしい。

すべて過去の私に言いたいこと。

将来も大事だけど
「今」をどっぷりと
堪能できる自分でいたいね。

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