漠然とした不安がある
寝付きが悪い
集中力がない
なんて感じることはありませんか。
私は最近集中力がなく
時間を忘れて没頭することが
できなくなっていました。
このまま満足できずに
死ぬんじゃないかって恐怖すら。
大袈裟…。
この不安を解く
手がかりをくれたのが
「スマホ脳」。
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スマホ依存って
よく聞くけれど
私は大丈夫だって
勝手に思っていました。
けど、この本を読んで
自分がもう完全に
「スマホ脳」で
あることを自覚。
まさに自分のことが
書いてあったから。
漠然とした不安がある
寝付きが悪い
集中力がない
などの不調、
これ全部スマホのせいかもよ?
どうしてスマホが気になって仕方ないの?
その理由は
ずばり本能!!!
私たちの脳は
狩猟採集民だったころと
ほとんど変わっていない。
今より危険がいっぱいだった
狩猟採集民時代を
生き延びるために
必要な欲求が、
今の私たちにも
プログラミングされています。
▼詳しくはこちらを
近くに蛇がいる!と
アラートが上がったら
何よりもそのアラートに
反応するように
プログラミングされている。
だから、スマホの通知に飛びつく。
ここは安全な場所か?
これは食べていいものか?
と生存のために
新しい知識を入れそうとする。
だから、
インスタ更新されていないかなと
つい見てしまう。
食べ物があるかどうか
分からない不確かな状況でも
木に登り続ける。
だから、
大事なメッセージが届いている
かも?という不確かな状況で
ついスマホを手に取る。
不確かさがより脳を刺激する。
ギャンブルも同じ。
つまり
本能に従うと誰でも
スマホ依存になってしまうのです。
スティーブ・ジョブズや
ビル・ゲイツは
自分の子供に
デジタル機器の使用を
制限していたというんだから
デジタル機器を作り出した彼らも
依存の危険性を
暗に認めています。
スマホ脳は
意志の強さだけでは
どうにもならないんです。
SNSを使うほど孤独や不安を感じる?
私たちは狩猟採集民時代、
150人ほどの集団で暮らしていました。
当時は
・食べ物を集団内で分け合う
・10%以上の人が他の集団によって、
つまり人間によって殺されていた
↑これ衝撃!
・半数は10歳を迎えることができない
こんな状況で
一人で生きていくなんて不可能。
だから集団から
排除されぬように
・ゴシップに耳をそばだてること
・自分がどう思われてるか気にすること
これらが重要だったのです。
そしてこれは今も私たちの脳の
システムに組み込まれています。
当時はせいぜい200人ほどから
自分がどう思われているか
自分がどんな立ち位置なのかを
割り出せばよかった。
このあたりの話は
ホモサピエンス全史にも書いてあります。
それが今は世界中の人と
繋がっている。
本能のままにSNSをみると
ゴシップに耳をそばだて
自分がどうみられているか
気にかけずにはいられない。
四六時中、
「みんながどれほど幸せか」
「いい人生とはこんなものだ」
と見せつけられて、
孤独を感じて、落ち込む。
不安や劣等感を感じるようになる。
これがSNSで
孤独や不安を感じるメカニズムです。
漠然とした不安、解消の鍵は?
漠然とした不安を解消する鍵は
・スマホに触れない時間を作ること
・運動をすること
この二つ。
そんなのできたら
困らんよ!
と思うかもしれないけれど
ぜひ一度やってみてほしい。
常に自分が人と比較し続けて
無意味に落ち込んでいたこと
スマホが気になって
没頭を忘れていたこと
何かしらに気づくはず。
そしてちょっと不安が和らぐはず。
いつも変わらず過ごせた
という方は
むしろ優秀です。
スマホを見たいと欲求
それによって
ネガティブな感情を抱きやすいこと
これらは狩猟採集民
だったときの名残です。
本能だから逆らうのが難しい。
前に書いた過食も本能。
私たちは目の前に
美味しい食べ物があったら
「今すぐそれを食べろ!」と
脳から指令が出る。
カロリーを欲する遺伝子の方が
生き延びることができたから。
スマホ依存も過食も
意図的にアプローチをしないと、
本能だから
勝つことはできない。
自分が意思が弱いと
落ち込む必要もない。
でもスマホのせいで、
無駄に自尊心を失ったり、
うつになったりするのはもったいない。
私はこの1週間、
家では電源を切った
スマホを別室に置き
外出時はスマホは
持たずに生活をしてみました。
毎日、誰かの最高潮の瞬間と
自分のどうしようもない瞬間を
比べて不安になっていたんだ。
と思うとちょっと滑稽に思う。
あえて世界とのつながりを
切ってマイワールドに
入る時間をとろう。
そして
無駄に自分を傷つけるのは
やめよう。
数時間でいいから
スマホを置いて
出かけてみよう。