マッサージは身体だけでなく心も解放されますよね。特に脳デトックスの施術では、意識が自分の内側に向かう特別な体験をします。さらに、施術後のカウンセリングでは、自分の本当の気持ちや大切な想いを自然と引き出す瞬間が訪れます。 今回は表参道で施術をしている私のカウンセリングで、実際お客さまにどのような変化が現れたのか?具体的に紹介します。とても愛おしくディープな時間です。
マッサージ直後の身体と脳の状態とは?
「脳デトックス」こと、深層リンパドレナージュは、オステオパシーの技術を使い、身体と頭を深部からデトックスをする施術です。表層ではなく、リンパの深層と脳脊髄液にアプローチし、横になっている間に脳内もデトックスもされていくのです。お客様の中にはずっと不思議な映像が流れていた、子供の頃のことを思い出した、ずっとやろうと思って忘れていたことを思い出したなんていう人も多くいます。
普段、SNSや広告などついつい意識が外に向きがちな現代人ですが、施術直後は自分に意識がまっすぐに向き、深い自分を感じる時間となります。
マッサージ直後のカウンセリングでできること
施術後のお客さまって血色も良くなり、邪気が抜けたように可愛いんですよ。子供のように無邪気!私はこの状態でしか話せない言葉があると思っています。サロンを出て、スマホに触れたり、大型の広告を見る前の自分以外のことに注意を奪われる前にこそ、この状態でお話ししておきたいのです。
さらに溢れる言葉を受け止めるべく、私はカウンセリング中にお客さまと話したことをメモに取り、あとでお客様にお渡ししています。これにより大きく変化をされた方もいらっしゃいます。では実際にお客さまとお話ししたことを書いていきますね。
1. 施術中に脳裏によぎったことをアウトプット
あるお客さまが施術中に思い出したのは、自分が子供時代にリカちゃん人形の着せ替えをしている小学生時代の自分でした。何度も何度も着せ替えをして、最後は自分でリカちゃんの服を裁断して、ビーズをつけてドレスをアレンジ。この瞬間、周りの音が聞こえなくなるくらい没入し、最高にワクワクした感覚を鮮明に感じたと話してくれました。
その方は当時、企業のファッションデザイナー。日々のミーティング、出張、子育てに追われて、日々をこなすことに一生懸命でした。そのときに、純粋にファッションが好きで今の仕事に就いたことを思い出してくれたんです。サロンでの時間を重ねるごとに退職を考えだし、独立して今までのスキルを活かしながらファッションの仕事をされています。本当に大事なことこそ、私たちって忘れてしまうのですよね。
2. 自分の欲求に忠実になれる
あるお客さまとは本当の欲求を感じる瞬間を共にしました。彼女は「私はどこにも不調はないけど、さらに仕事がしたいから定期的にメンテナンスをしたい」という理由で来店。
でも施術後に小さな声で「本当は休みたい、感動する映画でも見て泣きたい」と言ったのです。彼女は休むのが苦手で、空白のスケジュールに耐えられずなんだかんだと予定を埋めてしまう人。だから「休む」という予定を入れることにしました。週末一人で部屋にこもってこの映画を観ようと決め実行。案の定めっちゃ泣いたそうです。突っ走っていると、自分のことをどこか置いてきてしまうところがありますよね。良い仕事ができるのも自分の内側が整っていてこそ。
3. 頭でなく腹で決めることができる
あるお客さまは施術後に大きな決断をしました。施術前のお話で、転職をするのか起業をするのかを迷われていて結論を出せずにいました。頭はぐるぐるで、やや不眠気味でした。
この方は何回かサロンに来るうちに、「自分に素直になって考えると、本当に起業に憧れているだけで本気で起業したいとは思っていない」ことを話してくれました。世間のカッコいいが自分の求めていることと異なることもあります。そして頭で考えても結論が出せないことも、腹でスッと決められることがあります。脳デトックスをすることで、思考を止まり、腹での決断がしやすくなる。リラックスした状態で出てくる答えが本当に望む答えです。
最後に
この記事では、施術後のカウンセリングで実際に起きたお客さまの変化について書きました!脳デトックス施術はただの施術ではなく、十人十色のストーリーがあります。ぜひ一度体験しにきてください。
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