2年前に男の子用ランドセルを選んだ娘 -夫婦定例の記録-

週1で行う夫婦定例。
仕事、子育て、体調
なんでもここでシェアする。

解消できていないもめ事も
ここでじっくり話し合う。

最後はGoogleドキュメントで
ちゃんと議事録まで残す笑
会社か!って。

過去の夫婦定例の議事録を
読み返していたら
2年前に娘のランドセルに
ついて話しあっているものを発見。
当時の記憶が鮮明に蘇った。

気づかぬうちに
私たちは
勝手にカテゴライズされ
価値観を押し付けられている。

今日はそのことについて
書いてみたいと思います。

目次

娘のランドセルで曇る夫の表情

2年前の夫婦定例のメインテーマは、
「娘のランドセル」について。

私はランドセルの購入を担当。
娘が選んだものなら
なんでもいい!と思っていた私は、
娘の選んだものを迷わず決済し、
夫にそのことを報告!

すんなり済む話題だと
思っていたけれど、
夫の表情が曇る。

その理由は娘が選んだランドセルが、
黒に青縁の男の子用のものだったから。

娘はドレスやプリンセスの類には、
一切興味がなく、
ウルトラマンや仮面ライダーが大好き。
レゴでも武器やロボットを作る。

だから私からしたら彼女が
男の子用のランドセルを
選ぶのは当たり前のこと。

でも夫は、娘の選んだランドセルを見て、
「本当にこれでいいの?」
「男の子用のランドセルを持ってたら、浮くんじゃない?」
「子供が嫌な思いをするんじゃない?」
などなどと言い出した。

んんん?
今まで子供達の選択を優先すること、
そしてそれをサポートすることを
夫婦の最優先事項にしてきたのに、
ここにきてどしたよ。

その価値観はどこからきたの?

なのでこの日はなぜそう思うのかを
じっくり話し合い。

その中で幼少期に
親からかけられた言葉が
大きく影響していることが分かった。

彼の母は、
彼の選択にいちいち
口を出したそう。

「それは危ない」
「それはみっともない」
「イジメられる」などと。

対する私は
ある意味勝手に
選択を繰り返してきた。

親に相談せずに
ほとんどのことが事後報告。

失敗を請け負う代わりに
自由にやらせてもらってきた。

だから娘の選んだ選択で、
娘が嫌な思いをしても、
それはそれで
経験なんじゃないかと
気楽に構えていました。

話し合いの末、最終的には
娘を尊重しようという話に
落ち着いたけれど
夫には葛藤があったみたい。

ただがランドセル、されどランドセル

まさかランドセルの件で、
2時間も話すと思わなかった。

これからも子供の意思を
尊重するための忍耐が
さらに必要になってくるんだろうな。

できる限り子供を尊重しよう!
そして信頼しよう!
そう夫と決めた2年前の夫婦定例。

今は娘を尊重して、
小学校は週2だけの
ホームスクーリング。

何が正解かなんてわからないが
一緒に考え、選択していく
この過程が愛おしい。

まとまらない文章を
読んでくれた方に感謝!

改めて価値観や思い込みを
ぶっ壊せる人でありたいなと
思い文字にしてみました。

P.S.
最近娘が選んだ
ホームスクーリング教材はこちら。

どちらもおすすめです!
ただ、やりたいものを
やらせてあげるのが一番。

「こうなってほしい」というエゴを
横に置いて、ただ大人になるのを
サポートできる存在でありたいものです。

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